見事冬コミに間に合った。
散々山崎に文句を言われ続けてシナリオを書き上げ
そしてついに完成したギャルゲー。
これはラストチャンス。
これが売れれば山崎は家業を継がなくてもいいかもしれない。
3.売れない。現実は無情である。
結局5枚しか売れなかったゲームを盾に里帰りを回避できるわけもなく
山崎は里帰りの用意を淡々と進める。
雪合戦をしたり、つい本気で言い合ったりしてしまったり、
そして山崎は自分のフィギュアやノートパソコンを達広に譲り
思いのほかあっさりと帰っていってしまった。
「佐藤さんは、負けないでくださいよ」
「お前!負けて帰るわけじゃないだろ!!」
そう言い返したものの作ったゲームを改めて自分で見てみると
つまらないクソゲーであり俺達は負けたということを実感する達広だった。
山崎はもういない。
岬ちゃんは大晦日にひきこもり改善のテストをするため
達広をつれて渋谷に初詣に行くことに。
しかし人ごみを見ると恐れてしまう達広。
ほんとコレはもう精神病だ。
岬ちゃんとはぐれ路地に逃げ込んでいた達広の前に現れたのは柏先輩だった。
サブタイトルが「リセットにようこそ!」というのは
ここでもう一度、重度のひきこもりに戻ってしまうというのだろうか。
なんか柏先輩も不倫とか言ってるし。
城ヶ崎さんめちゃくちゃいい人なのに、これってどういうことよ。