完全に生徒会参謀と化した芽生。
なにもかも嫌がりながら手伝ってくれる。気持ちがいいくらいのツンデレ。
各校対抗のドッジボール大会を企画したまなび。
とにかくイベントは盛り上がり各校の交流をはかることは大いに成功した。
イベント後の生徒会懇親会もまなびが主催したが、
そこでは特に議題を考えていたわけでもなく
単に集まって楽しむことが目的だったことに他の生徒会役員は戸惑う。
愛光学園の生徒会長・角沢さんがリードしてくれたおかげで議論はできたが
そこではまなびが「楽しく」という考えが先行しすぎて
やるべきこととなすべきこと一切考えていないことが露呈した。
本人も少なからずショックを受けていた様子。
ノリだけで生徒会長に成ったといっても過言ではない彼女からすれば
いずれはぶつかる事が決まっていた壁なのかもしれない。
翌日、愛光学園へ赴き学園祭の参考にしようと企画を見せてもらう。
聖桜学園に比べると自治も意識もかなりしっかりとしているようだ。
約30年後のお話で第1話を見ると学校の教育現場が崩壊しているのかと思ったが
どうやらしっかりしているところはしっかりしているらしい。
教育現場の二極化が激しいようだ。
帰り際、何か言いかける角沢さん。
まなび達が愛光を参考に"聖桜らしさ"が失われることを残念に思っているみたい。
帰宅したときの夕飯を断られた兄の落胆ぷりは異常。
ラストはまなびの自由を主張した謎の亜空間で空を飛ぶ。
妄想だけで花火を打ち上げてしまうその想像力は素晴らしい。
まなびの"哀"や"憂"の感情は表情に出ることは絶対にないようだ。
(そもそもこういった感情を滅多に持たない娘のようだが。)
見れば分かると思うが、これらの感情は無表情に変換されるらしい。
だからこそ無表情のときは何を考えているか分かりにくい。
結局、考え付く先はいつも"楽しく"なので最終的には明るい。
実際にこういうタイプはなにかの長には向いているが
それ以上に暗躍してくれるサポートが必要。芽生うってつけじゃね?