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.hack//Roots 第9話「melle」


ウィルスコアが揃ってもいないのにコシタバウアに向かう旅団。
しかしウィルスコアを持ったゴードは追いかけてくるし、
匂坂は「俵屋から奪ってくる」と言い俵屋の元へ向かう。
全てオーヴァンの考え通りに事が進んでいるようだ。


うじゃうじゃいますよ
エンダー率いるTaNのPK集団が襲い掛かる。
街でも旅団の動きとTaNの追撃で話題は持ちきりだ。
街でTaNのPK集団のことも話されていたのだが、
なんで所在の分かってるPKが
野放しにされてるんだ?

少なくとも以前はバルムンクみたいな連中が取り締まったりしてたが、
この新しいThe Worldは放任主義なんだろうか?


勇者は常に強くあれ
「モンスターを倒せることが強さではない。」
「不規則な動きをするPCと闘うから強くなれる。だろ?」
「・・・強くなれ、ハセヲ」

オーヴァン、お前は不器用なアバン先生か。


グレートホーン!!
つおい俵屋。匂坂では到底勝てない。
しかしひたすらに仲間を信じて向かってくる向坂を見て
俵屋はウィルスコアを渡す。
俵屋が匂坂からの挑戦で戦いを受けたところを見るに
TaNの直毘から何も聞かされていないようだ。ハブられてるな・・・。


3分間待ってやる
オーヴァン強いじゃん。
お前がエンダー倒せよ。



ゴードもBセットもなんだかんだ言って旅団と合流、
揃ったウィルスコアでワープ。どさくさに紛れてエンダー以下PK軍団もワープ。
オーヴァンはキーオブザトワイライトを探しにダンジョン内へ、
ハセヲ達はエンダー達と対峙する。


物語はじわじわと核心に迫る。オーヴァンも動き始める。
今回はやっと仲間が揃ってラストダンジョンへ向かうって感じのお話。
でもそのわりには、盛り上がりに欠けるんだよ。
自分としてはハセヲ描写が足りないのが原因かと思うのだが・・・。

オーヴァンが強いとは容易に予想できたことで、今週それが明された。
では何故、彼は自分ひとりでキーオブザトワイライトを目指さないのか?
もちろん旅団と言うギルドのように多人数のほうが情報収集には強い、
という効率化を図ったことが伺えるが、それでは新たな疑問が浮かんでくる。

何故メンバーに任せきりで自分はほとんど探索しないのか?
浮かびそうな答えは「暇が無い」か「メンバーを利用している」の2つだが、
匂坂に見てとれるようにかなり信頼を得るオーヴァンに限り後者は無いだろう。

では「暇が無い」のだとしたら彼にとってキーオブザトワイライトとは
「暇が無くても探したい、探さねばならない」モノと言うことになる。
今回の行動は彼にしては少々焦っているようにも思える。
リアルでゲームをする暇が無いのなら、尚更必要なものと言うことか。
SIGNの司にとって「ログアウトする為に必要なモノ」だったが
同じ様にオーヴァンにとってもリアルに係わる必要なモノ、と考えられる。

ところで冒頭で少し出てきたトライエッジはこの先どう絡んでくるのだろうか。
志乃はやっぱりトライエッジに襲われてしまうのだろうか。