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乙女はお姉さまに恋してる 第12話「ラストダンスは永遠に」

前回のラストシーンでついに貴子に露見した瑞穂の正体。
しかしだからと言って、誰に言うわけでもなかった様子。
気持ちが瑞穂に傾いているとはいえ、
今までの貴子としては意外と言えば意外かもしれない。


最近幽霊だがそれとは別の意味で
存在が薄くなってる一子

ダンスパーティに参加できるようになって久しぶりのマシンガントーク。
これも新鮮だったが、毎週続けるのはやはり声優に無理があったのだろうか。

寝言の演技に声優のセンスを感じた。


自分の中でけじめ、というか気持ちの整理をつけた瑞穂は
ダンスパーティが終わったら学院を去ることを決意する。

貴子も貴子で、瑞穂のことを考えないようにするためか
生徒会の仕事をバリバリとこなす。側近メガネも心配そうだ。


パーティ当日、お姉さまは多くの生徒達にダンスの申し込みを受ける。
奏、一子、美春由佳里と華麗に踊る。
瑞穂は一人ひとりと別れの想いを馳せながら踊った。


貴子はダンスパーティに参加せず一人で庭園にいた。
そこへ現れるまりやに色々と言われダンスパーティの会場に向かう。
色々あったが最後に瑞穂とダンスをする貴子。
勢い余って告白しそうになるがそうは問屋が下ろさない。

最後はまりやと貴子のいいかんじの仲の悪さでしめくくり。

最終回に限らず、ラストで何かが起こるのは物語としては当然のことだが
それを起こすのは多くの場合主人公である。
しかしこのアニメは最終回のラストシーンで瑞穂は傍観者でした。

つまるところ、このアニメで目立っていたのは貴子とまりやのライバル関係。
二人が何かで対立するとき、瑞穂は傍観者かダシに使われている。
それは見ていて面白いのだが瑞穂の存在意義を疑ってしまう。

そういったことが最後まで引きずられてしまった感じがする。

まぁ物語り全体としては無理なく綺麗にまとまっていたが
それだけに少し小ぢんまりして薄い印象が強い。
となグラ!ほどではないにしても空気アニメ的なイメージだ。


新春、一年待ったひまわりっ!の続編、ひまわりっ!!がついに登場。