前回のラストシーンでついに貴子に露見した瑞穂の正体。
しかしだからと言って、誰に言うわけでもなかった様子。
気持ちが瑞穂に傾いているとはいえ、
今までの貴子としては意外と言えば意外かもしれない。
最近幽霊だがそれとは別の意味で
存在が薄くなってる一子
ダンスパーティに参加できるようになって久しぶりのマシンガントーク。
これも新鮮だったが、毎週続けるのはやはり声優に無理があったのだろうか。
寝言の演技に声優のセンスを感じた。
自分の中でけじめ、というか気持ちの整理をつけた瑞穂は
ダンスパーティが終わったら学院を去ることを決意する。
貴子も貴子で、瑞穂のことを考えないようにするためか
生徒会の仕事をバリバリとこなす。側近メガネも心配そうだ。
パーティ当日、お姉さまは多くの生徒達にダンスの申し込みを受ける。
奏、一子、美春由佳里と華麗に踊る。
瑞穂は一人ひとりと別れの想いを馳せながら踊った。
貴子はダンスパーティに参加せず一人で庭園にいた。
そこへ現れるまりやに色々と言われダンスパーティの会場に向かう。
色々あったが最後に瑞穂とダンスをする貴子。
勢い余って告白しそうになるがそうは問屋が下ろさない。
最後はまりやと貴子のいいかんじの仲の悪さでしめくくり。
最終回に限らず、ラストで何かが起こるのは物語としては当然のことだが
それを起こすのは多くの場合主人公である。
しかしこのアニメは最終回のラストシーンで瑞穂は傍観者でした。
つまるところ、このアニメで目立っていたのは貴子とまりやのライバル関係。
二人が何かで対立するとき、瑞穂は傍観者かダシに使われている。
それは見ていて面白いのだが瑞穂の存在意義を疑ってしまう。
そういったことが最後まで引きずられてしまった感じがする。
まぁ物語り全体としては無理なく綺麗にまとまっていたが
それだけに少し小ぢんまりして薄い印象が強い。
となグラ!ほどではないにしても空気アニメ的なイメージだ。
新春、一年待ったひまわりっ!の続編、ひまわりっ!!がついに登場。