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BLACK LAGOON 第5話「Eagle Hunting and Hunting Eagl」

最後に考えたこと?
息が詰まって死んだってことは、
息が詰まって死ぬような
気持ち以外の何でもねぇ。

巨大な墓地と化したUボートの中でロックが感傷に浸っていると、
のっけから納得以外しようの無い気持ちのいいセリフを吐くレヴィ。



Uボート内を探索していると、
沈没後にドイツ兵が殺しあった形跡を見つけ、
そこに転がっている"絵"もあっさり見つける。

しかしレヴィは「子供のお使いじゃねえんだよ」
金目の物を更に奥に入って探しに行く。



海上では例のナチ・パーティが行進曲を流しつつ
探査艇を使いUボートに探査に向かっていった。
ダッチとベニーは様子を見て今動くのは得策ではない、と判断。
レヴィたちにこの場を任せることにした。



Uボートの中では勲章など数々のアンティークを見つけ
ホクホクのレヴィを冷めた視線で見つめるロック。
将校の手元に落ちていた家族の写真を見て、
レヴィの戦利品を持っていくことに反対した。



レヴィは転がるしゃれこうべと勲章を手に取り、
「この二つはいったい何だろうね?これは物だよ、ロック。
とことん意味を還元していけば残るのはその言葉だけそれだけだ。
物って言う単語だけだ。
そこんとこで改めて価値をつけ直すとしたら
それは思い出なんて世迷い事なんかじゃねぇ。
その価値は万人が認める共通のテーマだ。
金だよ。
それ以外の価値なんざ感傷だらけの戯言だ。」


毎週見て思うんだが、
このレヴィ語録カッコいいな
なんか殺伐っつーか、キッパリしてるっつーか、
とにかく語りの内容もそうだが、豊口さんの語り方がめちゃカッコいい。



さて、そんな互いの価値観の違いをロックが感じていると、
例のナチ・パーティの連中がUボート内に潜入してくる。
レヴィの先制攻撃で数人撃退するが、絵は奪われてしまう。



海上に戻ってきたレヴィ達を回収したダッチは連中の正体を教え、
「こうなめられたままじゃ商売が成り立たん」
報復、および奪還を計画、当然レヴィもやる気マンマン。



毎週レヴィに見え隠れする影、常識人のロックはいっつも説教を喰らう。
これはもう毎週続くんだろうか。
先にも書いたがレヴィの影から語る語録は暗くてカッコいいから、
もうしばらくヘタレなロックを調教する意味で続けてほしい。

来週はナチ相手にドンパチです。

吉永さん家のガーゴイル 第6話「もう君の歌は聞こえない」


前回、イヨの発明した「植物の声が聞こえるヘルメット」をかぶって
どえらい目にあった双葉。
ヘルメットを通じて知り合った花に会いに朝早くから山に向かっていた。



学校の帰り、イヨにオシリスや花子について色々と言及される。
その上で「もうヘルメットは使ってはならない」と注意された。
なんでも人間には使いこなせない、とのこと。



一方、前回オシリスが敗北したヒッシャムは
野草を食いつつオシリスの強化を山で試行錯誤していた。
そこへ一輪の彼岸花を見つけ、その因子を使うことを思いつく。



ヘルメットを使ってはならないという言いつけを双葉は納得できるはずもなく、
花子にもう一度会うためヘルメットの使用をイヨに頼み込む。
ドロップキックで争う二人は平行線をたどるかに見えたが、
ガーゴイルと和己も双葉の気持ちを汲みイヨに頼み込むと、
さすがのイヨも折れて一日だけ使用を許可する。




双葉は和巳とガーゴイルを連れて花子に会いに行くが、
そこには何者かによって掘り起こされた跡だけがあり、
かわりにパワーアップしたオシリスがいた。

リベンジとばかりにガーゴイルに襲い掛かるが
相変わらずガーゴイルはほとんどノーダメージ。
しかし無限に再生するオシリスに不覚にも捕まってしまう。
更に内部からガーゴイルを破壊するという新たな戦法に
思わず感心してしまうガーゴイル。



しかしそれは余裕の表れか、オシリスを根ごと焼き払おうとするが、
双葉はオシリスの中の花子を案じついかばってしまう。
これ見よがしと双葉を殴りつけるオシリスにヒッシャム激怒!
「カンケーない人をキズつけてはいけまセーン」

ヒッシャム案外いい奴


ヒッシャムの吹く笛でオシリスが再生する事に気付いた和巳は
笛を奪おうとヒッシャムに襲い掛かる。

ケンカの弱いもの同士の対決




やがて追い詰められたオシリスは暴走をはじめ、
山の草木の栄養を吸い取り始める。
その姿を見て「あれは花子ではない」と
双葉はガーゴイルにオシリスを倒すように言い見事倒した。



逃げるヒッシャムを和巳は追い、花子のことが許せないとヒッシャムに迫るが、
実は花子は鉢植えで大事に保管されていた。
ヒッシャム曰く
「オシリスのために他の草木を傷つけるのよくアリマセーン」との事。
やっぱヒッシャムいい奴



翌朝、花子に一人呼ばれた和巳。
実は今日が咲いていられる最後でさよならを誰かに言いたかったらしい。
双葉だと涙を流して歌えなくなってしまうので和巳を呼んだと言う。



最後に歌を歌いながら消えていく花子。
その歌はヘルメット無しでも双葉の心の中には届いていた。



今週のドロップキック:2回
なんかコレ感動モノだな。

花子の最後の歌の部分なんてちょっと泣きそうになっちゃったゾ。
6話で最近流行の萌え要素のみではないことに改めて気付かされましたよ。

とは言え、ギャグ要素も(大半はガーゴイル)このアニメの面白いところ。
シリアスとギャグをうまーく絡めた展開が今後も楽しみです。

次週は梨々とデュラハンのお話。